日本電計が後場急伸、業績予想を上方修正、通期で増益予想に転じる

 日本電計 <9908> は23日午後1時に開示した15年3月期業績予想の上方修正が好感されて急伸。一時299円高(23.73%高)の1559円を付け、ジャスダック市場では値上がり率上位に浮上した。  14年9月中間期の売上高を334億円から343億3200万円(前年同期比8.3%増)、営業利益を6億5000万円から10億6600万円(同66.3%増)に増額し、通期では売上高を745億円から755億円(前期比3.8%増)、営業利益を17億5000万円から22億円(同14.5%増)に引き上げ、増益見通しに転じた。  国内外の営業拠点網を活用し、自動車関連市場やスマートフォン関連市場、環境・エネルギー関連市場を中心に営業活動を展開。関連会社ではスマホの検査装置を受注して大幅な増収増益になったほか、海外では中国やタイの販売子会社の業績が堅調に推移した。  配当予想は中間期を12円から13円に引き上げ、期末配当は従来予想の23円を据え置いた。年間では36円(前期は35円)になる。(編集担当:宮川子平)
日本電計は299円高(23.73%高)の1559円を付け、ジャスダック市場では値上がり率上位に浮上した。
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2014-10-23 13:30