共英製鋼が業績予想の上方修正や株主優待制度の導入を発表

 共英製鋼 <5440> が23日引け後、15年3月期の中間期および通期利益予想を上方修正した。  売上高は従来計画を据え置いたが、14年9月中間期の営業利益を45億円から51億円(前年同期の約12倍、前年同期は4億1700万円)、通期の営業利益を72億円から87億円(前期の3倍)に引き上げた。また、中間期の配当予想を5円から10円に引き上げている。期末配当15円は据え置いており、年間では25円(前期は20円)になった。  原材料の鉄スクラップ価格が安定的に推移し、需要に見合った生産・販売に徹して製品価格の維持に努めたことで、適切な売買価格差を確保できた。  同時に株主優待制度の導入も発表した。毎年3月31日現在で100株以上保有の株主に対してクオカードを贈呈する。1000株未満では1000円分、1000株以上では2000円分が受け取れる。  23日終値は73円高の1807円。(編集担当:宮川子平)
共英製鋼(5440)が23日引け後、15年3月期の中間期および通期利益予想を上方修正した。
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2014-10-24 06:00