【株式市場】欧州PMIの発表を前に日経平均は軟調だが上場2日目のオプティムは高い

◆日経平均の終値は1万5138円96銭(56円81銭安)、TOPIXは1232.34ポイント(4.07ポイント安)、出来高概算(東証1部)は20億1418万株   23日後場の東京株式市場は、中国のPMI(HSBC中国製造業購買担当者景気指数・速報値)を好感して日経平均の先物が先導高となり、日経平均も13時過ぎに一時36円74銭高(1万5232円51銭)まで上げる場面があった。トヨタ自動車 <7203> などが堅調になり、ソニー <6758> も一時堅調転換した。ただ、本日の夜にはユーロ圏の10月の(PMI)が判明するため手控える様子があり、14時前からは為替のユーロ売り・円強含みなどを受けて日経平均の先物が下げに転じ、連動性の強いファーストリテイリング <9983> が軟調に転換するなど様子見気分が強まった。   中で、村田製作所 <6981> やファナック <6954> は値を保ち堅調で、昨日業績予想を増額したフォスター電機 <6794> 、京大iPS細胞研究所との協業が伝えられたアイロムホールディングス <2372> なども堅調。オンコセラピー・サイエンス <4564> (東マ)はシカゴ大学との共同論文に関する発表を材料にストップ高となり、いい生活 <3796> (東マ)は中古マンション好調報道などを材料に急動意となった。   昨日上場して買い気配のまま初値がつかなかったオプティム <3694> (東マ)は本日10時46分に1万4400円(公開価格4000円の3.6倍)で初値をつけ、その後は1万7400円まで上げ、終値も1万7400円の高値引けとなった。一方、同じく上場2日目のセレス <3696> (東マ)は朝方を除いて軟調。   東証1部の出来高概算は20億1418万株(前引けは9億6633万株)、売買代金は1兆7730億円(同8049億円)。1部上場1834銘柄のうち、値上がり銘柄数は534(同610)銘柄、値下がり銘柄数は1183(同1060)銘柄。   また、東証33業種別指数は9業種(前引けは8業種)が値上がりし、値上がりした業種は、海運、空運、鉱業、化学、電力・ガス、銀行、水産・農林、パルプ・紙、保険、だった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日経平均の終値は1万5138円96銭(56円81銭安)、TOPIXは1232.34ポイント(4.07ポイント安)、出来高概算(東証1部)は20億1418万株。
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2014-10-23 16:00