OLCが業績予想を増額し配当予想も上積み、今期入園者数を上方修正

 23日引け後、オリエンタルランド(OLC) <4661> が今3月期の9月中間期と通期の業績予想を修正。配当予想も見直した。  中間期の売上高は、従来予想の2006億6000万円から2227億2000万円(前年同期比3.2%減)に増額。営業利益は368億9000万円から539億6000万円(同7.7%減)へと大幅に上積みしている。  東京ディズニーランドの新規コンテンツや、東京ディズニーシーを含むスペシャルイベントなどが寄与し、上半期の2パーク入園者数が過去2番目の入園者数となり、ゲスト1人当たり売上高も好調に推移したという。  通期予想についても、売上高を4176億4000万円から4534億6000万円(前期比4.2%減)に、営業利益を831億7000万円から1017億1000万円(同11.2%減)に上方修正。減収・営業減益予想は変わらないものの、従来計画から大きく上積みした。  2パークの年間入場者数は、従来予想の2800万人(前期比10.5%減)から3040万人(同2.9%減)に上方修正している。  また、OLCでは同時に今期の配当予想も修正しており、中間期と期末の配当予想をそれぞれ従来予想の60円から70円へと増額。年間計画は140円(前期は120円)とした。  OLCの23日の終値は、25円高の2万1140円。同社株は10月7日に2万1495円の年初来高値を付けている。(編集担当:片岡利文)
23日引け後、オリエンタルランド(OLC)が今3月期の9月中間期と通期の業績予想を修正。配当予想も見直した。
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2014-10-23 22:00