韓国ロッテの中国展開 「消費者に愛される食品に」の成果=中国メディア

 中国メディアの山西新聞網は23日、韓国のロッテ・グループが中国市場への大々的な進出を行っていることを報じた。  ロッテ・グループはサムスンやヒュンダイなど、韓国の“5大企業グループ”のひとつであり、アジアの食品業界としては最大規模の企業グループであると紹介した。  記事は、ロッテ・グループがここ数年にわたって、海外投資の半分以上を中国に向けて実施してきていると伝えるとともに、「超大型店舗」「徹底的な現地化」「現地の人材を活用した経営」などを柱にすることで、中国国内において「食品」「百貨店」「スーパーマーケット」の市場でのロッテ・グループの勢力拡大をはかってきていると報じた。そのなかで、ロッテ・グループによる中国市場での展開が急速に進んでいると報じた。    そして、2008年にはロッテグループが展開するディスカウントストアの「ロッテマート」が中国に進出したほか、最近では高級粉ミルクブランド「グランノーブル」も中国市場に参入したと伝えた。  記事は、ロッテ食品においては、ここ数年の間で中国国内において「消費者に安全かつおいしい食品を提供する」という経営理念にもとづき、積極的に商業活動を進めてきたことを紹介。その成果はガムやチョコパイ、コアラのマーチといった同社の製品がすでに中国国内で広く普及し、消費者に愛される食品になっているといった成果にあらわれていることを挙げた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:(C)jipen/123RF.COM)
中国メディアの山西新聞網は23日、韓国のロッテ・グループが中国市場への大々的な進出を行っていることを報じた。(イメージ写真提供:(C)jipen/123RF.COM)
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2014-10-23 18:00