業績の上振れ期待の大きい建設株は=金山敏之

 本日の日本経済新聞では、都心再開発や東京五輪に向けた建設需要の増加でゼネコン大手の業績改善が鮮明となるなか、「ゼネコン 業績上振れ 大成や清水 再開発・五輪が追い風」と伝えています。大成建設や清水建設など各社の2014年4-9月期の営業利益は軒並み従来予想を上回ったようで、好採算工事を選んで受注できるようになり建設技術者の労務費や資材費の高騰を吸収し、前期まで安値受注で苦しんだゼネコンの収益に追い風が吹いてきたと報じています。  そこで今回は建設株で業績の上振れ期待が大きい銘柄を取り上げました。具体的には営業利益のコンセンサス予想が会社予想を5%以上上回る銘柄をピックアップしてみました。そのなかには一昨日に上期の営業利益の予想を従来の120億円から168億円へと引き上げた大林組 <1802> をはじめ大成建設 <1801> や清水建設 <1803> 、鹿島 <1812> といった大手ゼネコンも含まれ、鹿島ではコンセンサス予想が会社予想を15%近く上回る格好となっています。(執筆者:金山敏之 マネックス証券シニア・マーケットアナリスト 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
今回は建設株で業績の上振れ期待が大きい銘柄を取り上げました。具体的には営業利益のコンセンサス予想が会社予想を5%以上上回る銘柄をピックアップしてみました。
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2014-10-23 18:00