日経平均は215円高スタート、トヨタや日立が買われる

 24日の日経平均株価は前日比215円39銭高の1万5354円35銭で寄り付いた。米国株高や円安進行を好感した買いが先行した。  欧州や中国の経済指標が改善したため、投資家心理がやや改善。米国では好業績銘柄が上昇した。東京市場でも決算発表シーズンの本格化を前に業績への期待が高まり、14年9月中間期業績予想を上方修正した日立製作所 <6501> や、4―9月期で営業益が過去最高と報じられたトヨタ自動車 <7203> などが物色されている。  このほか、15年3月期業績予想や配当予想を上方修正したオリエンタルランド(OLC) <4661> も堅調。株主優待制度の導入も発表した共英製鋼 <5440> も高い。14年9月中間期業績予想を上方修正した宝ホールディングス <2531> も上昇し、子会社のタカラバイオ <4974> も買われている。  半面、15年3月期業績予想を下方修正したセブン工業 <7896> は軟調。営業利益予想を下方修正したSMK <6798> もさえない。(編集担当:宮川子平)
24日の日経平均株価は前日比215円39銭高の1万5354円35銭で寄り付いた。
japan,economic
2014-10-24 09:15