宝HLDが反発、9月中間期の利益予想を上積み

 宝ホールディングス <2531> が反発。寄り付き直後に21円高(2.8%高)の778円まで買われている。  同社は23日引け後、今3月期の9月中間期予想を修正した。  売上高は1010億円(前年同期比3.5%増)の従来予想を据え置いたものの、営業利益は25億7000万円から32億円(同33.6%増)に、純利益は12億5000万円から18億円(同72.8%減)に引き上げている。  国内酒類事業で原材料価格の上昇が想定の範囲内で推移していることや、海外日本食卸事業で売上高原価率が改善していることなどが利益増額につながったという。  なお、純利益の対前年比での大幅減は、前期に子会社タカラバイオ <4974> で株式の一部売り出しを実施し、関係会社売却益を計上したことによるもの。  通期予想は精査中で、11月5日の中間期決算発表時に開示する予定としている。(編集担当:片岡利文)
宝ホールディングスが反発。寄り付き直後に21円高(2.8%高)の778円まで買われている。
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2014-10-24 09:30