韓国を代表する企業の「業績不振」 継続する見通し=台湾メディア

台湾メディアの科技日報は22日、サムスン電子や現代自動車といった韓国を代表する企業の業績が芳しくないと伝え、低迷した経済情勢や競争の激化を理由に2015年も業績の下振れ圧力にさらされることになりそうだと伝えた。
記事は韓国の聯合ニュースを引用し、証券会社のアナリストなどから「15年も韓国の多くの産業は苦境に直面することになる」との指摘が相次いでいると紹介。特に15年はスマートフォンの販売の伸びが低下する見通しであるため、韓国の電子産業にとっては大きな痛手となる可能性があると伝えた。
また、自動車産業においても欧米の自動車販売が下振れする可能性があるうえ、円安によって日本の自動車メーカーが販促を強化していると指摘。韓国の現代自動車や起亜自動車は15年も厳しい状況が続くとの見通しを示した。
また、鉄鋼および造船業についても「15年も良いところはなさそうだ」とし、世界鉄鋼協会の予測を引用して、15年の世界の鉄鋼需要は前年比2%増にとどまる見通しだと紹介。造船業においては韓国企業は14年に引き続き、日本企業が脅威になる見通しと論じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Ritu Jethani/123RF.COM)
台湾メディアの科技日報は22日、サムスン電子や現代自動車といった韓国を代表する企業の業績が芳しくないと伝え、低迷した経済情勢や競争の激化を理由に2015年も業績の下振れ圧力にさらされることになりそうだと伝えた。(イメージ写真提供:(C)Ritu Jethani/123RF.COM)
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2014-10-24 10:00