日立が急反発、9月中間期は増収に転じ、利益予想も増額
日立製作所 <6501> が買い気配スタートした後、午前9時6分に44.2円高(5.7%高)の819.8円と急反発している。
23日引け後、今3月期の9月中間期業績を修正したことが好感された。
売上高は4兆4500億円から4兆4900億円(前年同期比0.4%増)の増収予想に転じ、営業利益は1850億円から2140億円(同23.4%増)に、純利益は1050億円から1440億円(同2.1倍)に上積みしている。
ストレージ(外部記憶装置)などを手掛ける情報・通信システム部門の売上が計画を超過したことに加え、社会・産業システム部門の営業利益増なども寄与。為替差益の計上も奏功したという。
通期計画については、南欧諸国を中心とした金融不安、ウクライナ機器を含む欧州経済リスク、中国経済の減速、中東の地政学的リスクなどで為替レートや株価の乱高下しており、「先行きが不透明」なことを理由として、現在精査中としている。
同社株の年初来高値は、1月21日に付けた877円。(編集担当:片岡利文)
日立製作所が買い気配スタートした後、午前9時6分に44.2円高(5.7%高)の819.8円と急反発している。
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2014-10-24 10:00