【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】ナスダック指数が最大の見所、一目均衡表の「雲」の上限を抜くことができるか

  約1カ月前の9月26日付けで「ナスダック指数は9月23日に4508.69ポイントまで下げ、日足ベースの一目均衡表がやや悪化した」と記した。その後、10月15日のザラ場安値4116.59ポイントまで下げ、いったん底打ちした。本稿執筆時の10月21日終了の段階では、終値で4419.48ポイントまで300ポイント余り反騰してきた。   今後の展開を予測するうえで大切な点は、先行スパン(いわゆる雲)の上限(4530~4553ポイント)を明確にブレイクできるかにかかっている。ブレイクに成功すれば、その後の押しに抵抗力が出てくるだろうが、逆に、ブレイクできなかった場合は、その後の下げに注意する必要が出てくる。いったん底入れしたと見られる10月15日のミニ・セリングクライマックスの様相を呈したレベルが、再び脅かされる可能性が生じかねない。   11月6日のECB理事会と11月13~16日のG20の対応策が極めて重要と言えよう。(経済・証券ジャーナリスト)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
約1カ月前の9月26日付けで「ナスダック指数は9月23日に4508.69ポイントまで下げ、日足ベースの一目均衡表がやや悪化した」と記した。
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2014-10-24 12:30