SMKが急落、スマホ部品の不振で営業益予想を減額

 SMK <6798> が続急落。前場に一時50円安の412円まで売られる場面があった。同社は24日引け後に、今3月期の9月中間期・通期の業績予想を修正しており、営業利益の減額などが売り要因となっている。  中間期の売上高は321億7100万円(前年同期比7.8%減)、営業利益は11億2500万円(同43.4%減)となり、純利益は16億7800万円(同11.3%減)で着地。従来予想と比較して、売上高は6億3000万円弱、営業益は1億7500万円下回った一方、純利益は4億7800万円の上積みとなった。  自動車向けのコネクタなどは堅調だったものの、通信市場でスマートフォン向けコネクタが一部得意先からの受注減が減収につながった。一方、為替の円安進行により多額の為替差益が生じ、純利益は大幅に増額している。  同社は通期の業績予想も修正しており、売上高は671億円から660億円(前期比0.3%増)に、営業利益は27億円から24億円(同3.0%増)に引き下げている。純利益は25億円(同1.6減)の計画を据え置いた。  また、同社は配当予想を修正しており、従来は5円としていた期末配当を、記念配2円を含む7円に変更している。年間では12円(前期は10円)の計画となる。(編集担当:片岡利文)
SMKが続急落。前場に一時50円安の412円まで売られる場面があった。
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2014-10-24 12:30