リボミックが後場急伸、アプタマーでiPS再生医療技術を開発へ
リボミック <4591> が後場急伸し、午後0時51分に295円高(22.81%高)の1588円を付けた。同社は次世代新薬として注目されている核酸医薬の一種「アプタマー医薬」の開発を目指すバイオベンチャー。
24日、アプタマーを利用したiPS再生医療技術を開発していくと発表した。専門部門を設け、iPS細胞関連の事業を展開する製薬会社との共同研究や大学との連携推進、アプタマーの創製に向けた活動を本格化する。
iPS細胞による再生医療を商業ベースで実用化するためにはいくつかの技術的な課題が指摘されており、iPS細胞などを高純度に取得し、目的外の細胞や不要な物質を除去する「純化」に呼ばれる技術がそのひとつ。
同社ではプラットフォーム技術の「RiboARTシステム」を利用して生きた細胞に対して特異的に結合するアプタマーを創製する技術を確立し、iPS細胞や分化細胞の「純化」に対応できるか研究した結果、アプタマーが「純化」における新技術になり得ると判断した。
本件が事業拡大に寄与するとみているものの、現時点で15年3月期業績への影響は軽微としている。(編集担当:宮川子平)
リボミックが後場急伸し、午後0時51分に295円高(22.81%高)の1588円を付けた。
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2014-10-24 13:15