さくら、14年9月中間期は計画上ブレで増益確保
さくらインターネット <3778> は24日引け後、14年9月中間期の決算を発表した。
売上高は前年同期比3.5%増の51億2300万円、営業利益は同14.4%増の4億3500万円、純利益は同34.5%増の2億3700万円で着地。利益は従来計画を3―4割ほど上回り、減益予想が一転した。「さくらクラウド」における大口顧客の課金開始や既存顧客の利用増加、「さくらVPS」のユーザー数増加などでVPS・クラウドサービスの売上が伸びたほか、都内データセンターの一部縮小に伴う賃料の減少や経費削減に努めたことが寄与した。
15年3月期(通期)業績予想は従来の売上高104億5000万円(前期比4.0%増)、営業利益6億9000万円(同6.4%減)、純利益3億3000万円(同6.6%減)を据え置いた。下期は将来を見据えた施策の強化や人材確保のための投資などを予定しているという。
24日終値は4円安の520円。(編集担当:宮川子平)
さくらインターネット(3778)は24日引け後、14年9月中間期の決算を発表した。
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2014-10-24 21:00