世界で戦える「中国自動車メーカー」は誕生するか=中国メディア

 中国メディアの環球網は22日、欧州メディアの「Inautonews」の報道を引用し、中国国際貿易促進委員会の王侠氏がこのほど「世界で戦えるだけの競争力を持つ自動車メーカーが中国から最低でも3社ほど生まれる」と述べたことを紹介した。  記事は、王侠氏の発言として、「中国自動車市場では外国ブランドの自動車が大きなシェアを確保し、中国自動車メーカーが抑圧されている状況にある」と指摘、2012年における中国市場における中国自動車メーカーの市場シェアは46%だったものの、今では36%にまで低下したと伝えた。  一方で、王侠氏が「中国自動車産業は中国だけでなく世界経済にとっても、支えと保護になる存在だ」と主張したことを伝え、中国の自動車産業の発展に伴い、中国の自動車メーカーのうち、最低でも3社が世界の自動車メーカーをリードする企業になると述べたことを紹介した。  また記事は、中国の自動車産業に長年携わるという米国人投資家による話を引用し、「中国の吉利汽車および長城汽車の2社については世界の自動車産業のリーダーになるだけの実力がある」、「吉利汽車や長城汽車が欧米市場に参入するにはまだ時間がかかるが、新興市場への参入は時間の問題」と報じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)panama7/123RF.COM)
中国メディアの環球網は22日、欧州メディアのInautonewsの報道を引用し、中国国際貿易促進委員会の王侠氏がこのほど「世界で戦えるだけの競争力を持つ自動車メーカーが中国から最低でも3社ほど生まれる」と述べたことを紹介した。(イメージ写真提供:(C)panama7/123RF.COM)
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2014-10-24 16:45