日経平均は112円高で寄り付き、ガンホーや富士通ゼが買い気配
27日の日経平均株価は、112円64銭高の1万5404円28銭で寄り付いた。
前週末の米国株市場は127ドル高となり、エボラ出血熱への警戒感はあるものの、好決算を発表したマイクロソフトなどの決算好調が好感され続伸となった。日本株も米国株高を好感し、朝方から買いが先行している。
個別株では、1―9月期が営業1割増益と観測されたガンホー・オンライン・エンターテイメント <3765> が買い気配。エアコンの好調で通期業績予想を上方修正した富士通ゼネラル <6755> や、今3月期の利益および配当予想を上方修した全国保証 <7164> 、9月中間期が計画上ブレとなり増益を確保したさくらインターネット <3778> も買い気配でスタートしている。
また、米ワクチン製造会社を買収と報じられた富士フイルムホールディングス <4901> が急伸。今期の単体で経常黒字確保の見通しが報じられた東京電力 <9501> や、9月中間期が増益予想に転じた石油資源開発 <1662> 、9月中間期の85%営業増益見通しが報じられたミネベア <6479> なども大幅高となっている。
一方、天候不順が影響し業績予想を減額修正したココカラファイン <3098> が売り気配でスタートとなり、9月中間期は一転営業減益と観測されたシャープ <6753> や、通期計画が減収減益に転じた森永乳業 <2264> が大幅安となっている。(編集担当:片岡利文)
27日の日経平均株価は、112円64銭高の1万5404円28銭で寄り付いた。
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2014-10-27 08:15