全国保証は高値更新後に軟化、利益確定売りに押される

 全国保証 <7164> は朝方に305円高(9.44%高)の3535円を付けたが、その後は軟化。24日引け後に15年3月期の利益予想や配当予想を上方修正したものの、10月22日の年初来高値3330円を大きく上回ったため、利益確定売りが優勢となった。午前11時15分現在、マイナス圏で推移しているものの、日足チャートでは25日移動平均線の手前で下げ止まっている。  営業収益予想は据え置いたが、14年9月中間期の営業利益を51億2000万円から82億円(前年同期比63.3%増)、純利益を35億4000万円から55億円(同60.3%増)に修正。通期の営業利益を151億円から205億円(前期比48.8%増)、純利益を101億円から139億円(同48.2%増)に増額した。民間金融機関住宅ローン保証事業において、代位弁済が計画を下回ったため、与信費用が減少した。  期末一括配当は従来予想の32円から44円(前期は30円)に見直している。(編集担当:宮川子平)
全国保証は朝方に305円高(9.44%高)の3535円を付けたが、その後は軟化。
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2014-10-27 11:15