太陽工機は後場急伸、１５年３月期の業績・配当予想を上方修正

　太陽工機 <6164> は後場に急伸し、午後０時４２分に１３２円高（１６．１５％高）の９４９円を付けた。９００円台回復は８月２６日以来。２７日前引け後に発表した１５年３月期業績予想の上方修正が好感された。 　売上高を５２億円から５５億円（前期比２３．３％増）、営業利益を５億２５００万円から６億２５００万円（同２．８倍）、純利益を２億９５００万円から３億６５００万円（同４．６倍）に引き上げた。国内の自動車関連企業を中心に幅広い業種の需要を取り込み、受注が好調に推移した。 　同時に期末一括配当も従来予想の１０円から１２円に上方修正した。 　１４年９月中間期の売上高は前年同期比１６．４％増の２３億８６００万円、営業利益は同３．４倍の１億６１００万円、純利益は８８００万円（前年同期の約１３倍）だった。プライベートショーの開催や国際見本市への参加で国内外のユーザー層拡大を図った。（編集担当：宮川子平）