東邦HDは安値更新、中間期は減収減益予想に転じる

 東邦ホールディングス <8129> は3営業日ぶりに急反落し、10月22日の年初来安値を下回った。1500円割れは昨年(13年)6月以来。24日引け後に発表した14年9月中間期業績予想の下方修正で減収減益予想に転じたことで失望売りを浴びた。朝方に244円安(14.15%安)の1480円を付けたあとも安値圏で停滞している。午後2時現在、東証1部では値下がり率トップ。  売上高を5940億円から5600億円(前年同期比3.3%減)、営業利益を65億円から26億円(同50.9%減)、純利益を58億円から30億円(同38.9%減)に引き下げた。診療報酬改定でジェネリック医薬品の使用が促進され、長期収載品の売上が想定以上に落ち込んだ。消費税率引き上げや天候不順による受診抑制も重なったという。  15年3月期業績予想は11月6日の中間期決算発表時に開示するとした。(編集担当:宮川子平)
東邦ホールディングスは3営業日ぶりに急反落し、10月22日の年初来安値を下回った。
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2014-10-27 14:00