岩崎電、損益予想を上方修正、通期で最終２ケタ増益予想に転じる

　岩崎電気 <6924> は２７日引け後、１５年３月期の中間期および通期損益予想を上方修正した。 　１４年９月中間期の売上高予想は小幅に引き下げたが、営業赤字を７億円から２億８０００万円（前年同期は６億８２００万円の赤字）、最終赤字は６億円から４億円（同５億５０００万円）に見直し、通期の営業利益は２２億円から２５億円（前期比２．６％増）、純利益は１４億円から１６億円（同１１．２％増）に上積みされた。 　売上高は情報機器事業における受注の伸び悩みが影響したものの、利益面ではＬＥＤ新製品の売上拡大やコスト改善効果が現れ、上期では赤字幅が縮小し、通期では増益予想に転じた。 　２７日終値は１円高の２２３円。（編集担当：宮川子平）