日立金、今期業績予想や中期経営計画を上方修正、米ワウパカの業績反映

 日立金属 <5486> は27日引け後、15年3月期業績予想の上方修正を発表し、売上高を9100億円から9900億円(前期比22.5%増)、営業利益を680億円から770億円(同29.3%増)、純利益を420億円から460億円(同16.7%増)に引き上げた。  上期は自動車および産業インフラ関連製品を中心に堅調で、今後も需要は堅調に推移すると見込んでいる。10月31日に全株式取得を予定している米ワウパカ・ファウンドリー社の業績も反映した。  また、16年3月期を最終年度とした中期経営計画についてもワウパカの業績を反映させ、売上高を8800億円から1兆1100億円、営業利益を750億円から900億円、純利益を540億円から700億円に見直している。  なお、14年9月中間期の売上高は前年同期比28.5%増の4504億7700万円、営業利益は同47.0%増の339億8100万円だった。  27日終値は50円高の1940円。(編集担当:宮川子平)
日立金属(5486)は27日引け後、15年3月期業績予想の上方修正を発表した。
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2014-10-27 21:30