ペガサスが14%安、業績修正・記念配発表も利益確定売りに押される
ペガサスミシン製造 <6262> が急反落。午前9時16分に108円安(14.2%安)の652円まで下げている。
同社は27日引け後に業績予想の修正と記念配当の実施を発表したが、株価は前日に年初来高値を更新しており、材料出尽くし感による利益確定売りが出たもようだ。
今3月期の9月中間期業績は、売上高を従来予想の78億9000万円から83億2700万円(前年同期比22.2%増)に増額。営業利益は7億3000万円から9億2500万円(同2.1倍)へと上積みしている。
アジアや米国市場が堅調となり、円安効果も加わったことで売上高を増額し、売上構成による原価率低下や為替差益などが利益の上積みにつながったという。
通期予想も修正しており、売上高は160億2000万円から162億円(同15.2%増)に微増額し、営業利益は15億円から17億円(同52.1%増)に変更された。
また、同社は14年1月に創業100周年を迎えたことから、今期末に記念配当を実施すると発表。期末配当は従来計画の普通配当4円に記念配2円を加えた6円とした。年間では10円(前期は6円)となる。(編集担当:片岡利文)
ペガサスミシン製造が急反落。午前9時16分に108円安(14.2%安)の652円まで下げている。
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2014-10-28 09:30