八千代工は一時ストップ高寸前、純利益予想の大幅上方修正を買い材料視

 八千代工業 <7298> は急反発し、午前9時50分には99円高(14.55%高)の779円を付け、値幅制限の上限まで1円に迫った。27日引け後に発表した15年3月期業績予想の修正で純利益予想を大幅に引き上げたことが買い材料視された。4月に今期の減益予想を開示してから株価は大きく調整し、その後は戻りの鈍い展開が続いていた分、買いも流入しやすかったようだ。  14年9月中間期では営業利益を28億円から35億6700万円(前年同期比6.0%増)に上方修正し、純利益を2億円から13億5200万円(同37.4%増)に引き上げた。米州やアジアで自動車部品の受注が伸び、原価改善効果や為替の影響などが業績に寄与したという。  通期は営業利益予想を小幅に下方修正したが、純利益については10億円から48億円(前期比4.4倍)に増額した。受注の減少を見込んだが、厚生年金基金代行返上益として52億8900万円を特別利益として計上する。(編集担当:宮川子平)
八千代工業は急反発し、午前9時50分には99円高(14.55%高)の779円を付けた。
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2014-10-28 10:45