日経平均は大幅反落、東京都知事選挙まで低位材料株へ=長島和弘

■今日の動きから  1月14日の東京株式市場、日経平均株価は489円66銭安の1万5422円40銭と大幅反落となりました。前週末発表の同12月の米雇用統計が低調だったことを受け、米国株安、円高に推移したことを嫌気し、主力株中心に売り優勢の展開となりました。日経225採用で値上り銘柄数は5、値下り銘柄数は219、変わらずは1。東証1部上場値上り194銘柄、値下り1537銘柄、変わらず47。全33業種中が値下り。TOPIXは反落。マザーズは4営業日ぶりに反落。東証REITは反落となりました。  日経平均採用銘柄では、主力の日立 <6501> 、三菱重 <7011> のほか、日経寄与度の高いファーストリテ <9983> やソフトバンク <9984> も下落し、方向感に乏しい展開へ。  東証1部市場では、日東網 <3524> やラサ工 <4022> が上昇するなどしており、1月31日(金)~2月6日(木)の中国の春節、2月9日(日)に執行される予定される東京都知事選挙まで低位材料株物色に傾斜する可能性もありそうだ。(執筆者:長島和弘)
東証1部市場では、日東網やラサ工が上昇するなどしており、1月31日(金)~2月6日(木)の中国の春節、2月9日(日)に執行される予定される東京都知事選挙まで低位材料株物色に傾斜する可能性もありそうだ。
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2014-01-14 16:00