イオン、国内3万店が参加する年末商戦「サプライズ! 10WEEKS」開始

 イオングループは2014年11月1日から2015年1月4日までの10週間、イオン、ダイエーをはじめ、イオンモール、ミニストップ、マックスバリュなどグループ1万5000店と、イオンのショッピングセンターの専門店を合わせて全国3万店の店舗が参加する年末年始の統一キャンペーン「サプライズ! 10WEEK」を展開する。10月27日にイオンモール幕張新都心で開催されたイオン「10WEEKS」記者発表会で、イオン専務執行役商品戦略担当兼デジタルシフト推進責任者のジェリー・ブラック氏は、「今年はテーマを“サプライズ”に設定し、家族や友人が集う機会が増えるこの時期に、大切な人を驚きで楽しませることを提案していきたい」と、10週間にわたって、週ごとにテーマを設けたサプライズを、それぞれの売り場で用意すると「10WEEKS」の狙いを語った。  「サプライズ! 10WEEKS」の3つのテーマは、「おうちパーティ(ごちそう+ワイン)」、「スマイルギフト(カジュアルに楽しむギフト)」、「サプライズ! テクニック(モノから生まれるコト提案)」。「10WEEKSを通じて店舗を訪れてくださるお客さまに、売り場それぞれでサプライズを提供したい。また、プレゼントを贈るときに、喜びが膨らむようなちょっとした秘訣を提案したい」(ジェリー・ブラック氏)としている。売り場では商品の比較対決を行う「VS企画」の実施も計画し、地方の店舗では地方の特産物など、その地域らしいサプライズを展開する。また、「10WEEKS」のテーマ音楽を担当するドリームズ・カム・トゥルーをイメージしてマスターソムリエの高野豊氏が監修した「ドリカム・ワイン」、ワインの香りを引き立たせるオリジナルのワイングラスなども用意する。  イオンリテールの執行役副社長の久木邦彦氏は、イオン店舗でのサプライズの一端を紹介し、たとえば、「食」のコーナーでは、昨年のイオングループの提案から広まったクリスマスのメインメニューとして提案している「ロブスター」は、「今年は昨年の6倍増の38万尾を用意。また、2kg級の大型ロブスターも数を揃える。また、ピザやパエリアなどロブスターを使った料理も新たに提供する」と大幅に強化する。さらに、クリスマスケーキとして16種のアソートケーキの詰め合わせ、10種のフルーツマウンテンタルトなどの新商品を用意した。  また、「ファッション」では、「3人の若手デザイナーとコラボレートした新作も含めてレディスコートは100アイテムの品揃えを実現した」(久木氏)という。さらに、「暮らしの品」として、“GG世代のスマホデビューを促した”といわれる格安スマホ「イオンスマホ」の第4弾を発表する。「今回のスマホは国産を用意しました。富士通のLTEスマホを、驚きの機能で、しかも、格安で提供します」という。そして、格安で「モバイルwifiルーター」も新たに投入する。  一方、今年から「10WEEKS」に参加するダイエーは、取締役専務執行役の近澤靖英氏が「“イオンとダイエーはひとつに”の合言葉で、イオンと同様のワクワク感をダイエーの店舗から発信していきたい」と意気込んだ。ダイエーのオリジナルである「かんたん鍋」シリーズを「ワイン食」として提案する。マスターソムリエである高野豊氏に監修を依頼した12品目の「簡単鍋」は、その鍋に良く合うワインとともに提案する。 また、「肉のダイエー」として定評のある食肉では、ダイエーグループの直営牧場「鹿児島サンライズファーム」と預託農家の一貫管理で育てた「さつま姫牛」(黒毛和牛)のステーキなど、充実のラインナップを用意。さらに、金沢の食材を贅沢につかったオリジナルおせちなど、ダイエーの得意分野を生かした取り組みを加えて「10WEEKS」を盛り上げたいと語っていた。(編集担当:徳永浩) (写真は、イオン「10WEEKS」記者発表会で。左からダイエーの近澤靖英氏、イオンのジェリー・ブラック氏、イオンリテールの久木邦彦氏。サーチナ撮影)
イオングループは2014年11月1日から2015年1月4日までの10週間、イオン、ダイエーをはじめ、イオンモール、ミニストップ、マックスバリュなどグループ1万5000店と、イオンのショッピングセンターの専門店を合わせて全国3万店の店舗が参加する年末年始の統一キャンペーン「サプライズ! 10WEEK」を展開する。
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2014-10-28 11:30