小森が前場に中間期業績を修正、営業益は観測記事をやや上回る
小森コーポレーション <6349> が28日午前10時に、今3月期の9月中間期業績予想の修正を発表した。
同社業績については28日朝に観測記事が掲載され、売上高は400億円前後、営業利益は20億円前後と見通されていた。
会社発表では、売上高は従来予想の417億から報道通りの400億円(前年同期比2.1%減)に修正されたのに対して、営業利益は25億円から22億円(同34.6%減)に減額し、観測水準を上回った。
日本における消費増税前の駆け込み需要の反動、中国における景気減速による売上不振が影響したという。また、為替の円安進行が寄与し、純利益は24億円から28億円(同31.2%減)に引き上げている。
小森は通期予想も修正しており、売上高は950億円の従来予想を据え置き。営業利益は76億円から65億円に、純利益は73億円から59億円に引き下げている。
同社株は朝方に年初来安値となる1054円(116円安)まで下落。業績修正発表後も下値を模索しており、前場の終値は、103円安の1067円となった。(編集担当:片岡利文)
小森コーポレーションが28日午前10時に、今3月期の9月中間期業績予想の修正を発表した。
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2014-10-28 11:45