【株式市場】第2四半期好調な銘柄が高く日経平均は反落だが次第に戻す
◆日経平均の終値は1万5329円91銭(58円81銭安)、TOPIXは1252.00ポイント(2.28ポイント安)、出来高概算(東証1部)は18億7442万株
28日後場の東京株式市場は、引き続き「エボラ出血熱」に対する不安感から日経平均の先物が重いとされた中で、13時に業績予想の増額を発表した京阪神ビルディング <8818> が急反応の一段高となり、14時に第2四半期決算を発表したJFEホールディングス <5411> やニチレイ <2871> も急伸し、全体のムードが好転、日経平均は11時過ぎの一時125円36銭安(1万5263円36銭)を下値に時間とともに回復した。
エボラ熱対策に関連する銘柄が軒並み高となり、富士フイルムホールディングス <4901> やアゼアス <3161> (東2)などが続伸し、ヒトの移動制限などを連想してビデオ会議システムのソフトフロント <2321> (JQS)はストップ高。一粒で三色が可能なLED開発のニュースを材料に朝日ラバー <5162> (JQS)やLED照明向け電源ICのトレックス・セミコンダクター <6616> (JQS)が動意を強め、ミクシィ <2121> (東マ)やKLab <3656> のオンラインゲーム株も高い。最近上場のFFRI <3692> (東マ)やGMOリサーチ <3695> (東マ)なども高い。
東証1部の出来高概算は18億7442万株(前引けは9億6673万株)、売買代金は1兆6956億円(同8399億円)。1部上場1833銘柄のうち、値上がり銘柄数は639(同487)銘柄、値下がり銘柄数は1033(同1183)銘柄。
また、東証33業種別指数は13業種(同4業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、電力・ガス、食料品、鉄鋼、陸運、証券・商品先物、医薬品、銀行、不動産、小売り、精密機器、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日経平均の終値は1万5329円91銭(58円81銭安)、TOPIXは1252.00ポイント(2.28ポイント安)、出来高概算(東証1部)は18億7442万株。
economic
2014-10-28 16:00