オムロン、業績・配当予想の上方修正と自社株の取得や消却を発表

 オムロン <6645> は28日引け後、15年3月期業績予想の上方修正を発表し、売上高は8000億円から8350億円(前期比8.0%増)、営業利益は740億円から840億円(同23.4%増)に上積みされた。上期において全セグメントが増収増益になり、特にIAB(制御機器事業)が米州ではオイル&ガス関連事業の需要が大きく伸びるなど好調だった。下期も堅調な推移を見込んでいる。  配当予想も見直しており、中間期を27円から31円に、期末を36円から40円に引き上げた。年間では71円(前期は53円)になる。  同時に、自己株式取得も発表した。取得株式総数は上限300万株(発行済株式総数の1.36%)、取得価額総額は上限150億円。取得期間は10月29日―12月5日。また、自己株式消却も実施する予定で、保有する690万株と自社株買いで取得する全数を12月25日に消却する方針。  28日終値は70円安の4560円。(編集担当:宮川子平)
オムロン(6645)は28日引け後、15年3月期業績予想の上方修正を発表した。
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2014-10-28 21:00