東京エネシスの中間期業績は売上高を減額、営業益は大幅上積み

 東京エネシス <1945> が28日引け後、今3月期の9月中間期業績を開示し、通期予想を修正した。  中間期の売上高は245億9700万円(前年同期比4.6%減)、営業利益は18億7200万円(前年同期の2.3倍)に終わり、従来予想に対して売上高は約19億円下回ったが、営業利益は10億円近い大幅上積みとなった。  同期間、原発関連工事や太陽光発電設置工事の繰り延べなどが影響したものの、利益面では火力発電所の緊急点検や修理工事が増加したことや、原価低減への取り組みなどが奏功したという。  通期予想については、売上高を従来予想の572億円から563億円(前期比3.9%増)に引き下げたものの、営業利益は15億円から27億5000万円(同0.7%減)に増額。純利益は10億円から19億5000万円(同13.3%増)へと修正し、増益予想に転じている。  東京エネシスの28日の終値は、3円安の683円となっている。(編集担当:片岡利文)
東京エネシスが28日引け後、今3月期の9月中間期業績を開示し、通期予想を修正した。
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2014-10-28 21:45