日本トリムは安値更新、中間期は営業益2ケタ減で計画下ブレ、通期予想も下方修正

 日本トリム <6788> は急落し、14日の年初来安値を下回った。午前9時56分には350円安(12.94%安)の2354円を付けており、東証1部では値下がり率トップ。28日引け後、14年9月中間期の決算を発表し、同時に15年3月期(通期)業績予想を下方修正した。  中間期の売上高は前年同期比0.9%増の66億7800万円、営業利益は同23.3%減の13億2700万円と、従来計画を下回った。セグメント別では、主力のウォーターヘルスケア事業が減益になり、医療関連事業も大幅な減益だった。遺伝子関連においては、米国子会社の主要取引先への売上債権について、同社の事業進展が不明瞭として貸倒引当金を計上しており、純利益は同53.4%減の6億4700万円で着地した。  通期の売上高は140億円から131億5000万円(前期比で微増)、営業利益は30億5000万円から23億5000万円(同24.5%減)、純利益は19億4000万円から12億7000万円(同49.4%減)に引き下げている。(編集担当:宮川子平)
日本トリムは急落し、14日の年初来安値を下回った。
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2014-10-29 10:00