ソフトバンクが反発、インド2社に約900億円を出資
ソフトバンク <9984> が反発。前場に139円高(1.9%高)の7557円まで上昇している。
同社は28日に、インドのスナップディール社とANIテクノロジーズ社(通称オラ社)への出資を発表し、好感された。出資額はスナップディール社には6億2700万ドル(約677億円)、オラ社は2億1000万ドル(約227億円)となる。
スナップディール社は2010年に創業。インド最大級のEコマースサイトを展開しており、運営サイトの登録者数は2500万人以上、加盟店は5万店にのぼる。ソフトバンクは約3割超を出資し筆頭株主になる。
一方、オラ社は2011年に創業し、インドにおけるタクシー配車プラットフォーム事業を手掛ける。同サービスはスマートフォンのアプリやウェブサイト、コールセンターでタクシーの配車予約が可能となり、インド国内の19都市で車両3万3000台以上を配備しているという。
2件の出資により、ソフトバンクはインドでのビジネスを強化し、既存事業とのシナジーを生み出していく見通しとしている。(編集担当:片岡利文)
ソフトバンクが反発。前場に139円高(1.9%高)の7557円まで上昇している。
japan,company
2014-10-29 14:00