東南アジアのスマホ市場 「中国産が成長牽引」と独調査会社=中国メディア

中国メディアの光明日報は26日、ドイツの市場調査会社GFKがシンガポールで最新の報告を発表したことを紹介し、中国産のスマートフォンが東南アジアで販売台数を伸ばしていると伝えた。
記事はGFKの報告として、過去12カ月においてシンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン、ベトナム、完備ジアの7カ国で販売されたスマートフォンは前年比44%増の計1億2000万台、販売額が164億米ドル(約1兆7700億円)に達したと紹介。
さらに、東南アジアのスマートフォン市場の成長を牽引した立役者こそ「中国産スマートフォン」であるとする一方、「中国産スマートフォンは価格の低下と市場競争の激化をも招いた」と伝えた。
また、中国産スマートフォンの市場シェアは1年前に比べて6%増となり、マレーシア、ベトナム、インドネシアでのシェアは10%を超えたと指摘した。
さらに中国産スマートフォンの東南アジア市場における平均価格は159米ドル(約1万7190円)とグローバルブランドのスマートフォンが253米ドル(約2万7350円)に比べて圧倒的な価格優位を持つと伝え、グローバルブランドのスマートフォンが有していたシェアを奪いつつあると紹介した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)aimy27feb/123RF.COM)
中国メディアの光明日報は26日、ドイツの市場調査会社GFKがシンガポールで最新の報告を発表したことを紹介し、中国産のスマートフォンが東南アジアで販売台数を伸ばしていると伝えた。(イメージ写真提供:(C)aimy27feb/123RF.COM)
china,economic,technology
2014-10-29 16:30