【本日注目の通貨ペア】ドル/円:FOMC声明をどう受け止めるか見極める必要

 ドル/円は先週23日に108.30円台まで上昇したものの、その後は米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に頭を押さえられる展開となっている。本日発表されるFOMC声明の注目点は、(1)量的緩和(QE)は市場予想通り終了されるか、(2)QE終了から利上げまでの期間を「相当な期間」とする文言の変更はあるか、(3)「広範な労働市場の指標は労働資源の活用不足が著しいことを示唆している」との文言に変更があるか、などになる。  今回は米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長の会見がないため、市場は声明文のこれらの点について、総合的に判断しなければならない。分かりやすくタカ派方向、もしくはハト派方向に傾いていない場合、初動のドル/円はかなり揺れそうだ。  ただ、そうした動きも一服し、市場が方向感を見出した際には波に乗って行きたいところ。タカ派色が目立って上昇した場合は109.00円を、ハト派色が目立って下落した場合は20日移動平均線を下抜いて107円台前半をまずは目指すと考えられる。(執筆:外為どっとコム 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ドル/円は先週23日に108.30円台まで上昇したものの、その後は米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に頭を押さえられる展開となっている。本日発表されるFOMC声明の注目点は、(1)量的緩和(QE)は市場予想通り終了されるか、(2)QE終了から利上げまでの期間を「相当な期間」とする文言の変更はあるか、(3)「広範な労働市場の指標は労働資源の活用不足が著しいことを示唆している」との文言に変更があるか、などになる。
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2014-10-29 18:15