キーエンスが上場来高値を更新、今期の配当予想を大幅増額

 キーエンス <6861> が急続伸。午前9時39分に2785円高(5.8%高)の5万400円を付け、9月29日に付けた上場来高値4万8225円を大幅更新した。  同社は29日引け後、今3月期の9月中間期業績を開示。配当予想の修正も同時に発表したことが好感されている。  中間期の売上高は1581億2900万円(前期比23.1%増)、営業利益は822億1700万円(同30.6%増)で着地。純利益は558億6300万円(同32.7%増)となった。米国や欧州の景気回復に加え、国内企業における堅調な設備投資意欲が寄与、企画開発や営業強化なども奏功したという。  通期の業績予想については、開示していない。  また、キーエンスは中間期配当と期末の配当予想を修正。中間期配当は従来予想の30円から100円に大幅増額し、期末予想も同じく30円から100円に修正した。年間では200円(前期実績は60円)の計画となる。(編集担当:片岡利文)
キーエンスが急続伸。午前9時39分に2785円高(5.8%高)の5万400円を付け、9月29日に付けた上場来高値4万8225円を大幅更新した。
japan,company
2014-10-30 10:30