スカイマークが続急落、今期最終赤字が100億円超との観測
スカイマーク <9204> が続急落。朝方に23円安(10.5%安)の196円まで売られている。
同社の今3月期の売上高が、前期比5%増の900億円前後となり、最終損益は100億円超の赤字に陥るもようと、30日付の日本経済新聞が報道。売上高は従来計画を40億円程度下回り、最終赤字は前期の18億円から大幅拡大し、従来予想の3億円の黒字に対して大幅減額される見通しが嫌気されている。
円安による燃料コストの増加、競争激化などが影響しており、格安航空会社(LCC)との競争で搭乗率が大幅に低下しているという。
なお、大型旅客機「A380」購入断念問題では、エアバス社と違約金の大幅減額の方向で交渉が進んでおり、10月中にも最終合意と報じられてきたが、直近では10月中の合意は難しくなったと見通されており、特別損失の計上は先延ばしとなる可能性が高いようだ。
同社株の年初来安値は、8月13日に付けた153円。(編集担当:片岡利文)
スカイマークが続急落。朝方に23円安(10.5%安)の196円まで売られている。
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2014-10-30 11:30