コロワイドが軟調、9月中間期は最終赤字幅が拡大
コロワイド <7616> が軟調。前場に64円安(4.8%安)の1281円まで調整したが、その後は下げ幅を縮小し、小幅安でもみ合っている。
同社は29日引け後に、今3月期9月中間期および通期の業績予想を修正し、売り材料となった。
中間期予想の売上高は従来予想の733億2700万円から726億4600万円(前年同期比0.2%増)に減額。営業利益は24億9400万円から17億700万円(同9.1%増)に引き下げている。
競争激化や市場の縮小により首都圏を中心とした居酒屋が苦戦、出店数の減少や閉鎖店舗の増加なども減収要因となり、利益面では円安による輸入食材価格の値上がりなどが影響した。最終赤字は6億1100万円から13億6600万円(前年同期は14億1100万円の黒字)に赤字幅が拡大している。
通期見通しも修正しており、連結子会社化を予定しているカッパ・クリエイトホールディングス <7421> の寄与もあり、売上高は1509億500万円から1781億8700万円(前期比20.0%増)に増額している。
営業利益は74億9200万円から67億5200万円(同4.9%増)に、純利益は15億3700万円から6億100万円(同5.8%減)に減額した。(編集担当:片岡利文)
コロワイドが軟調。前場に64円安(4.8%安)の1281円まで調整したが、その後は下げ幅を縮小し、小幅安でもみ合っている。
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2014-10-30 13:15