日精化は急伸で新高値、15年3月期予想の上方修正を好感
日本精化 <4362> は続急伸し、9月29日の年初来高値を上抜いた。前場は95円高(12.17%高)の875円を付ける場面もあった。29日引け後、14年9月中間期の決算を発表し、同時に15年3月期(通期)業績予想を上方修正した。
中間期の売上高は前年同期比13.3%増の127億3500万円、営業利益は同33.7%増の10億100万円、純利益は同36.1%増の6億9300万円で着地した。工業用製品部門で「ラノリン」「コレステロール」の輸出や「医薬用リン脂質」などが想定よりも増加した。
下期も「コレステロール」の輸出などが堅調に推移する見通しで、通期の売上高を252億円から260億円(前期比6.0%増)、営業利益を16億5000万円から20億円(同26.3%増)、純利益を11億円から14億円(同23.9%増)に引き上げている。(編集担当:宮川子平)
日本精化は続急伸し、9月29日の年初来高値を上抜いた。
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2014-10-30 13:30