ニコンが9月中間期の営業益予想を上積み

 ニコン <7731> が30日引け後に、今3月期の9月中間期業績予想を修正した。  中間期の売上高は3800億円の従来予想から3750億円(前年同期比20.3%減)に修正したが、営業利益は40億円から130億円(同40.6%)に増額、純利益は40億円から100億円(同26.5%減)に上積みしている。  売上減額は、半導体露光装置の売上の一部が下期に繰り延べられたことや、欧州・中国でのデジタルカメラの販売不振が影響している。一方で、利益面では精機事業のコスト削減や経費節減が奏功したほか、映像事業の商品ミックスの改善などが寄与したという。  なお、景気動向などが不透明なことから、通期予想は従来予想を据え置いている。  ニコンの30日の終値は、7.5円高の1427.5円。同社株は27日に1384円の年初来安値を付けている。(編集担当:片岡利文)
ニコンが30日引け後に、今3月期の9月中間期業績予想を修正した。
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2014-10-30 21:30