ドル円１０３．７０円台まで高値更新後小緩む、ユーロ円は反発＝欧州外為

　欧州時間のドル／円相場は高値更新後、小緩む。序盤、ユーロ／円の上昇や米長期金利が上昇する流れの中で一時、本日高値となる１０３．７０円台まで値を上げた。ただその後は、更なる上値追いの展開には至らず、１０３．５０円台まで徐々に上げ幅を縮小した。 　また、ユーロ／円は反発した。ノボトニー・オーストリア中銀総裁が「今年のユーロ圏の潜在成長率は上サイド」などと発言したことを受けて、一時１４１．８０円台まで上昇した。なお、同発言を受けてユーロ／ドルも１．３６９０ドル台まで上昇したが、米長期金利の上昇などが次第に重石となり、１．３６６０ドル台まで押し戻された。（執筆：外為どっとコム　編集担当：サーチナ・メディア事業部）