ニコンが4日続伸、9月中間期営業益を大幅増額

 ニコン <7731> が4日続伸。午前9時19分に51.5円高(3.6%高)の1479円まで買われている。  同社は30日引け後に、今3月期の9月中間期業績予想を修正した。  中間期の売上高は3800億円の従来予想から3750億円(前年同期比20.3%減)に小幅減額したが、営業利益は40億円から130億円(同40.6%)に引き上げ、純利益は40億円から100億円(同26.5%減)に上積みしている。  売上減額は、半導体露光装置の売上の一部が下期に繰り延べられたことや、欧州・中国でのデジタルカメラの販売不振が影響している。一方で、利益面では精機事業のコスト削減や経費節減が奏功したほか、映像事業の商品ミックスの改善などが寄与したという。  なお、景気動向などが不透明なことから、通期予想は従来予想を据え置いている。  同社株は27日に1384円の年初来安値を付けていた。(編集担当:片岡利文)
ニコンが4日続伸。午前9時19分に51.5円高(3.6%高)の1479円まで買われている。
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2014-10-31 09:45