日経平均は226円高スタート、米株高や円の下落で
15日の日経平均株価は前日比226円67銭高の1万5649円07銭で寄り付いた。予想を上回る米13年12月小売売上高を好感して米国株が上昇し、ドル・円も104円台前半(14日終値は103円45銭―46銭)まで戻したため、輸出関連株を中心に買いが先行した。
朝方の時点で、東証業種別株価指数では全33業種が上昇。トヨタ自動車 <7203> や京セラ <6971> など輸出関連株や、ファーストリテイリング <9983> 、ソフトバンク <9984> など指数寄与度の高い銘柄が買われた。個別では、英原発会社への出資拡大が伝わった東芝 <6502> も高い。北米の液化天然ガス事業で米建設大手との提携を発表した千代田化工建設 <6366> や、2020年をメドに燃料電池車向けの水素供給網の整備を始めると報じられたJXホールディングス <5020> も堅調。13年11月中間期で計画を上回ったタケダ機械 <6150> や14年1月期の期末配当を開示したピープル <7865> も物色された。
半面、14年8月期第1四半期で営業益8割減のジェイアイエヌ <3046> は売り気配スタート。同じく第1四半期で減益だったウエストホールディングス <1407> なども軟調。14年2月期の純利益予想を下方修正した古野電気 <6814> も下落した。日本航空(JAL) <9201> のボーイング787型機から白煙が確認され、ジーエス・ユアサ コーポレーション <6674> がさえない。(編集担当:宮川子平)
15日の日経平均株価は前日比226円67銭高の1万5649円07銭で寄り付いた。
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2014-01-15 08:45