OLCが上場来高値を再更新、ディズニー施設の大型開発計画を好感

 オリエンタルランド(OLC) <4661> が上場来高値を連日で更新。午前9時6分に1155円高(5.1%高)の2万3755円まで上昇している。  30日引け後、東京ディズニーリゾート(東京ディズニーランド、ディズニーシー)の今後の開発構想について発表。材料視された。同社は4月に今後10年間で5000億円レベルを投資する計画を発表しているが、今回の発表はその詳細となる。  東京ディズニーランドでは、「ファンタジーランド」の施設面積を2倍に拡張、既存施設を革新するほか、拡張エリアでは複数の大型アトラクションを導入する。また、東京ディズニーシーでは施設南側の新エリアに、8つ目の新テーマポートを開発し、レストランやショップなども開設するという。映画「アナと雪の女王」をテーマとした大型アトラクションも新施設で導入されるもようだ。  また、同社は今3月期の9月中間期決算を発表。売上高は2227億2600万円(前年同期比3.2%減)、営業利益は539億6800万円(同7.7%減)となった。  OLCは23日に今期の中間期・通期の業績予想を上方修正しており、配当予想も増額済となっている。上半期は新規コンテンツやスペシャルイベントが寄与、2パーク入園者数は前年同期に続く過去2番目の入園者数を記録した。(編集担当:片岡利文)
オリエンタルランド(OLC)が上場来高値を連日で更新。31日は午前9時6分に1155円高(5.1%高)の2万3755円まで上昇している。
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2014-10-31 10:30