サカタのタネが急反発、11月中間期業績は大幅上積みで着地

 サカタのタネ <1377> が急反発。午前9時23分に61円高(4.6%高)1378円まで買われている。  同社は14日引け後、今5月期の11月中間期業績を発表。同時に通期予想を修正した。  中間期の売上高は242億7800万円(前年同期比12.2%増)、営業利益は21億7900万円(同65.0%増)、純利益は15億800万円(同0.6%増)となり、売上高は従来予想を2億7800万円超過、営業利益は6億7900万円、純利益は5億800万円の上積みで着地。最終増益に転じている。  生産原価増が影響したものの、アジア向けの野菜種子販売が好調だったほか、欧州、ブラジルでも野菜種子販売が伸び、物流コストの圧縮なども寄与したという。  ただし、下期は前倒し受注の反動や造園緑化事業の低迷などで単体業績が減収を見込んでいることもあり、通期予想は小幅な修正にとどめた。売上高は従来予想の515億円から520億円(前期比3.4%増)に、純利益は24億円から25億円(同19.3%減)に微増額。営業利益は33億円(同48.7%増)の従来予想を据え置いている。(編集担当:片岡利文)
サカタのタネが急反発。午前9時23分に61円高(4.6%高)1378円まで買われている。
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2014-01-15 08:45