韓国の対中輸出低迷 「一過性」ではないのか?=韓国華字メディア

 韓国メディア・聯合ニュースの中国語版は10月31日、韓国のウリィ金融経営研究所の発表として、韓国の対中輸出の低迷は一過性のものではなく、貿易構造の変化がもたらした結果だと指摘、対中輸出の低迷が長期化する可能性を示唆したことを伝えた。  記事は、韓国貿易協会とウリィ金融経営研究所が10月31日に発表したデータとして、2014年1-9月の韓国の対中輸出において、半製品の輸出が前年同期比2.1%減の335億米ドル(約3兆7000億円)、資本財の輸出が7.2%減の225億米ドル(約2兆4858億円)になったと紹介した。  続けて、ウリィ金融経営研究所の分析を引用し、14年1-9月の韓国の対中輸出の伸びが前年同期比2.9%増にとどまったと指摘、韓国の対中輸出のうち約53%を占める半製品と資本財の輸出が減少したことが、対中輸出全体の低迷を招いたと指摘した。  さらに、韓国の対中輸出の低迷は一過性の現象ではなく、貿易構造の変化が招いたものであると主張。中国の輸出低迷のほか、中国が半製品や資本財の生産能力を高めていることを背景に、加工貿易の割合が大きい韓国の対中輸出が低迷していると指摘した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Maxim Tupikov/123RF.COM)
韓国メディア・聯合ニュースの中国語版は10月31日、韓国のウリィ金融経営研究所の発表として、韓国の対中輸出の低迷は一過性のものではなく、貿易構造の変化がもたらした結果だと指摘、対中輸出の低迷が長期化する可能性を示唆したことを伝えた。(イメージ写真提供:(C)Maxim Tupikov/123RF.COM)
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2014-10-31 13:00