サイバーは3日ぶり急反発、15年9月期で過去最高益を計画

 サイバーエージェント <4751> は3営業日ぶりに急反発。後場も買われ、午後0時50分には380円高(9.75%高)の4275円を付けた。30日引け後に15年9月期業績予想を発表し、過去最高益の更新を計画したことが好感された。  売上高は2400億円(前期比16.9%増)、営業利益は280億円(同26.0%増)を目指し、純利益予想は140億円(同46.5%増)と13年9月期の過去最高益(105億円)を上回る水準。配当は期末一括で50円(前期は記念配当20円を含む60円)を予定している。  スマートフォン市場の成長を取り込む。エンターテインメント事業やコミュニティ事業は立ち上げに伴う先行投資があるものの、堅調なインターネット広告事業やゲーム事業に加え、「Ameba」の本格的な利益貢献に、IPO市況の活況を背景にした投資育成事業の利益貢献も見込む。  14年9月期の売上高は前期比26.3%増の2052億3400万円、営業利益は同2.2倍の222億2000万円、純利益は同9.0%減の95億5600万円だった。売上高や営業利益は計画を上回ったが、純利益は子会社の持分変動損を計上したため下ブレた。(編集担当:宮川子平)
サイバーエージェントは3営業日ぶりに急反発。後場も買われ、午後0時50分には380円高(9.75%高)の4275円を付けた。
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2014-10-31 12:45