東芝が3日続伸、発電設備など好調で中間期営業益を上積み
東芝 <6502> が3日続伸。前場に17.3円高(3.7%高)の480.2円を付けている。
同社は30日引け後に今3月期の9月中間期業績を発表しており、売上高は3兆1083億9000万円(前年同期比3.6%増)、営業利益は1151億2000万円(同7.7%増)に拡大。純利益は308億4800万円(同43.3%増)と7年ぶりの水準となった。
従来計画との比較では、売上高は約84億円、営業益は約51億円増加され、純利益は68億円超の大幅上積みとなっている。
発電設備などの電力・社会インフラ部門が大幅な増収で着地、コミュニティ・ソリューション部門も増収となったほか、利益面では半導体メモリーなどの電子デバイス部門が高い利益率を維持したという。また、構造改革費用を計上したものの、資産軽量化や為替の円安進行の寄与もあり、純利益は従来予想を大きく上回っている。
通期予想は従来計画を据え置いており、売上高は前期比3.0%増の6兆7000億円、営業利益は同13.5%増の3300億円を見通している。(編集担当:片岡利文)
東芝が3日続伸。前場に17.3円高(3.7%高)の480.2円を付けている。
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2014-10-31 13:30