オンコリスバイオファーマは押し目買い有効、抗がん剤の特許を14カ国に登録へ

  がんや重症感染症を対象にした創薬事業を手掛ける、オンコリスバイオファーマ <4588> (東マ)は、1月14日(火)106円安(-3.23%)の3145円と反落した。昨年12月27日大引け後、同社が開発中の抗がん剤「テロメライシン」の物質特許について、欧州14カ国に登録手続きを行うと発表したことを材料視した買いが継続。前週11日にOBP-301(テロメライシン(R))に関係する特集がテレビで放送されたことも後押し、一時435円高の3685円と買われ12月26日につけた上場来の高値3750円に迫ったが、戻り待ちの売りに押された。   同社は、昨年12月6日にマザーズ市場に上場。同日明らかにした中期経営計画では、最終年度となる2015年12月期売上高1億1760万円、営業損益10億3860万円の赤字、経常損益10億5200万円の赤字、最終損益10億5420万円の赤字を目標としている。注目の抗がん剤「テロメライシン」は、癌細胞のみで増殖し、癌細胞を破壊、癌組織局所に作用させることができ周辺リンパ節転移腫瘍にも感染し効果を発揮させる可能性があることから、肝臓癌や食道癌、頭頸部癌など、次世代の局所療法として今後の展開に期待感が高まっている。   上場初値は3500円で、公募・売り出し(公開)価格2600円を900円(34.6%)上回り同日3750円と買われた後、同17日安値2607円まで調整を挟んで1月14日高値3685円と上昇。高値を目前に上げ一服となっているが、目先3200円割れで下値を固めた感があり、好押し目形成となる可能性が高く、買い妙味が膨らもう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
がんや重症感染症を対象にした創薬事業を手掛ける、オンコリスバイオファーマ<4588>(東マ)は、1月14日(火)106円安(-3.23%)の3145円と反落した。昨年12月27日大引け後・・・。
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2014-01-15 09:30