【株式市場】日銀の追加緩和を好感し日経平均は一時875円高となり2007年以来の高値
◆日経平均の終値は1万6413円76銭(755円56銭高)、TOPIXは1333.64ポイント(54.74ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9カ月ぶりの40億1278万株
31日後場の東京株式市場は、14時にかけて日銀の追加金融緩和決定が伝えられ、アイフル <8515> が急伸ストップ高、三井不動産 <8801> は9%近く急伸し、野村ホールディングス <8604> も急伸、など、金融緩和関連株を中心に全面高となり、日経平均は一時875円71銭高(1万6533円91銭)まで上げ、約1ヵ月ぶりに年初来の高値を更新した。2007年11月以来7年ぶりの高値。大引けの上げ幅755円高は今年最大で、2008年10月30日の817円高以来と伝えられた。
日経平均との相関度が強いファーストリテイリング <9983> は10カ月ぶりに4万円台を回復し、時価総額型指数との相関度が強いトヨタ自動車 <7203> は約1ヵ月ぶりに6500円台を回復した。
材料株物色も活発で、テルモ <4543> は細胞シートによる心筋再生医療を材料に高値を更新し、株式分割を発表したアドテック プラズマ テクノロジー <6668> (東マ)はストップ高、フュートレック <2468> (東マ)は自動翻訳技術に関する提携を材料に急伸。
東証1部の出来高概算は急増して2月4日の42億株以来9カ月ぶりの40億1278万株(前引けは11億4736万株)、売買代金は2013年5月以来の4兆1982億円(同1兆1793億円)。また、1部上場1833銘柄のうち、値上がり銘柄数は1694(同1483)銘柄、値下がり銘柄数は120(同265)銘柄。
東証33業種別指数は32業種(前引けも32業種)が値上がりし、安いのは空運のみ。値上がり率上位の業種は、不動産、その他金融、証券・商品先物、精密機器、保険、陸運、銀行、サービス、その他製品、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
日経平均の終値は1万6413円76銭(755円56銭高)、TOPIXは1333.64ポイント(54.74ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9カ月ぶりの40億1278万株。
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2014-11-01 09:15