千代田化工建設は燃料電池車で有望、大型の水素供給基地を建設

  エコカーの本命とされる燃料電池車が来年、トヨタとホンダから発売される予定だ。燃料電池車は水素と酸素を反応させてつくる電気でモーターを回して走行し、有毒なガスを一切出さない究極のクリーンカーと言える。   いよいよ、水素社会がスタートするわけだが、千代田化工建設 <6366> は15年度に川崎市で、世界初となる水素燃料の大型供給基地を建設する計画だ。   同社は水素を有機溶剤のトルエンに溶かして常温の液体にし、再び取り出す世界唯一の技術を持っている(特許取得)。   川崎基地の供給能力は年6億立方メートル。燃料電池車はタンクに約50立方メートルの水素を圧縮して蓄え、約500㎞走行できる。同基地からの供給は普及台数で50万台強分の燃料に相当し、燃料コストを30%下げられる。   PER22倍台、PBR2.0倍の株価水準に割り安感はないが、同社の水素ビジネスは成長余力が大きく、中長期的には株価2000円台で活躍する時代が訪れると予想している。押し目買いで臨みたい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
エコカーの本命とされる燃料電池車が来年、トヨタとホンダから発売される予定だ。燃料電池車は水素と酸素を反応させてつくる電気でモーターを回して走行し、有毒なガスを一切出さない究極のクリーンカーと言える。
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2014-01-15 09:45