サンリオが大幅安、通期計画は減収・営業減益に転じる

 サンリオ <8136> が軟調。寄り付き直後に245円安(7.6%安)の2970円まで売られている。  同社は10月31日引け後、今3月期の業績予想を下方修正し、減収・営業減益に転じたことなどが嫌気された。  売上高は従来予想の796億円から758億円(前期比1.6%減)に減額。営業利益は220億円から193億円(同8.2%減)に、純利益は144億円から132億円(同3.1%減)に引き下げている。  為替の円安寄与が見込まれるものの、国内では地方のファミリー向け店舗で個人消費低迷の影響が続き、また、米国ではさらなる競争激化が見込まれるため、計画を修正したという。  同社の9月中間期業績は、売上高が前期比1.7%増の355億2400万円、営業利益は同13.2%減の84億6900万円となっている。(編集担当:片岡利文)
サンリオが軟調。寄り付き直後に245円安(7.6%安)の2970円まで売られている。
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2014-11-04 10:00